補償に関して

ソニー損保自動車保険で設定できる免責金額は?

投稿日:2017年4月8日 更新日:

ソニー損保自動車保険で設定できる免責金額についてお伝えしていきたいと思います。

ソニー損保に限った話ではありませんが自動車保険の車両保険では免責というものを設定することによって保険料を安く抑えることができるようになっています。

免責とは実際に事故が発生した時に自己負担する金額のことで、自己負担額が大きいほど保険料が安くなります。

保険会社によって設定できる免責金額は多少異なりますが、ソニー損保では「0-10万円」「5-10万円(車対車免ゼロ)」「5-10万円」「10-10万円」から選択できるようになっています。

左の数字は1年間の内1回目の事故の際に自己負担する金額で、右の数字は2回目の事故の際に自己負担する金額となっています。

車対車免ゼロというのは車対車免ゼロ特約のことで、この特約をセットしておくと免責金額が設定してあっても車同士の事故なら自己負担を0にすることができるようになっています。

自己負担を少なくしたい方は0-10万円や5-10万円(車対車免ゼロ)を利用し、高額な修理にだけ備えたいという方は10-10万円を利用するといいでしょう。

ただ免責があるからと言って必ずしも自己負担が発生するとは限りません。

免責金額が5万円で修理費用が50万円だったと仮定します。

過失割合が自分が6で相手が4の時自分の車両保険からは30万円、相手の対物賠償保険からは20万円支払われることになります。

このケースのように相手の保険から支払われる保険金が免責金額を上回っている場合はその保険金から免責に充当されることになるので自己負担は発生しなくなります。

少しややこしいかもしれませんが、相手の負担が免責よりも大きい場合は自己負担なしと覚えておきましょう。

そのため仮に免責を10-10万円にしていても自己負担しなくてもいいケースもあるのでそこまで心配する必要もないかもしれません。

ソニー損保で保険料を抑えたいと思っている方は免責を設定する人が多いと思うので、是非その際には参考にしてみてください。

-補償に関して
-, ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

ソニー損保の車両保険でエコノミーにするメリットとデメリット

ソニー損保の車両保険でエコノミーにするメリットとデメリットについてお伝えしていきたいと思います。 車両保険にはどのような事故でも補償してもられる一般車両保険と補償の範囲を限定したエコノミー型(車対車限 …

ソニー損保自動車保険の車両保険について詳しく解説

ソニー損保自動車保険の車両保険について詳しく解説していきたいと思います。 ソニー損保に限った話ではありませんが、車両保険は補償範囲が広い一般車両保険と補償範囲が狭い代わりに保険料が安くなる車対車限定車 …

ソニー損保の自動車保険で別居の子は補償される?

ソニー損保の自動車保険で別居の子は補償されるのでしょうか? 自動車保険で別居の子供が補償されるかどうかはその子供の状況と補償範囲を限定しているかどうかによって変わってきます。 補償範囲は「限定なし」「 …

ソニー損保自動車保険のオプションで追加できる補償について

ソニー損保自動車保険のオプションで追加できる補償について詳しく解説していきたいと思います。 ソニー損保では「弁護士特約」「個人賠償特約」「おりても特約」「ファミリーバイク特約」をオプションとして任意で …

ソニー損保自動車保険のおすすめプラン

ソニー損保自動車保険のおすすめプランをお伝えしていきたいと思います。 まず対人対物賠償に関してですが、これは無制限の一択なので悩む余地は皆無です。 対物賠償保険には対物超過修理費用特約が任意でセットで …