ソニー損保自動車保険で走行距離がオーバーした時はどうなるのか気になっている方は多いようです。
ソニー損保では走行距離によって保険料に差が付くようになっており、「3,000km以下」「5,000km以下」「7,000km以下」「9,000km以下」「11,000km以下」「16,000km以下」「無制限」の7区分から選択できるようになっています。
当然走行距離が短いほど保険料が安く設定されていますが、虚偽の報告をしているといざという時にトラブルになりかねないので注意が必要です。
ただ中には走行距離があいまいで契約途中にオーバーしてしまう人もいると思います。
そのような場合は契約年数により対応が異なってきます。
契約1年目の場合、走行距離がオーバーした時点でソニー損保に連絡を入れて走行距離区分を変更する必要があります。
この場合は変更日から満期日までの日数に応じて追加料金を支払うことになります。
例えば3,000km以下で契約している時に50000円で5,000km以下にしたら55000円になったとして、満期日まで100日あるとしたら差額の5000円を365日で割って100日分に換算した金額が追加料金となります。
上記の例で言うと「5000円 ÷ 365日 × 100日 = 1370円」となります。
契約2年目以降の場合、ソニー損保では「こえても安心サービス」というものが自動で適用されることになります。
「こえても安心サービス」が適用されると走行距離をオーバーしても連絡する必要がなく、追加で料金を支払う必要もありません。
翌年度の更新の際に走行距離区分を変更して契約するだけとなります。
ちなみに契約時に申告した契約距離区分よりも、実際に走った距離が少なかった場合は条件を満たしていれば「くりこし割引」が適用されることになっています。
「くりこし割引」では契約距離区分の上限キロ数より、実際に走った距離が「1,000km以上」少なかった場合にその差額保険料に相当する額が翌年の継続契約時の保険料から割引かれることになります。
以上のようにソニー損保の自動車保険では走行距離がオーバーしてしまっても簡単に対応できるようになっていますので、よくわからない場合でもだいたいの走行距離で契約しておけば問題ありません。
オーバーしたり1000km以上走行距離が少なかった場合は各サービスを利用して対応してもらいましょう。