ソニー損保自動車保険の解約方法と返戻金について詳しく解説していきたいと思います。
保険を解約するという場合は保険期間の途中で解約すという意味なのですが、ここでは中途解約と満期解約についてお伝えしていきたいと思います。
まず満期解約についてですが、自動車保険は基本的に更新手続きを行わなければその年で保険の効力はなくなるようになっています。
なので満期で解約したいと思っている場合は更新手続きを行わなければいいだけなのですが、保険会社によっては自動継続特約などの継続に関する特約が自動でセットされていることがあります。
自動継続特約がセットしてあると前年度の契約内容で自動で更新されてしまうため、満期解約する場合はこの特約が付いていないかを確かめる必要があります。
もし特約が付いている場合はカスタマーセンターに連絡して更新しない旨を伝えればいいだけなのですが、特約が付いているかどうかわからない時は取りあえず電話して解約するということを伝えておきましょう。
次に中途解約についてですが、ソニー損保ではインターネットのマイページか電話から解約手続きを行うことができるようになっています。
マイページから行う場合は以下の公式サイトから行うことができるため手順に従って手続きを行ってください。
ただし「お車を手放される場合で、手放される日にちが決まっていない場合」や「他社で契約される場合で、他社の保険開始日が決まっていない場合」にはマイページから手続きを行うことができないためカスタマーセンターに連絡して解約の旨を伝えましょう。
中途解約で今後保険に加入するつもりがないという方で等級が10以上になっている場合は中断証明書を発行することもできます。
中断証明書は今後自動車保険を再開する時に等級を以前と同じ段階から再会できるというもので、新規で契約し直すよりもはるかに保険料を安く抑えることができるようになっています。
中断証明書は10年間は有効なので今後車を買うかどうかわからないという方も発行しておくといいと思います。
また中途解約の場合には返戻金が発生することがあります。
返戻金は保険料を一括で支払っていた場合に発生し、残りの期間ごとに決められた短期料率というものに従って返還される金額が決定します。
仮に保険料が5万円だった場合、一括で支払っていた場合は下図の上段の金額を支払うことになります。
例えば6ヶ月の部分を見てみると一括で支払っていた場合は35000円となっているため、返戻金は15000円ということになります。
加入していた期間に応じた分だけ払うというわけではないので勘違いしないようにしてくださいね。