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ソニー損保で他車運転特約は配偶者も補償の対象?

投稿日:2017年3月1日 更新日:

ソニー損保で他車運転特約は配偶者も補償の対象なのか気になっている方は多いと思います。

他車運転特約とは知人や友人など自分が補償の対象となっていない車を運転して事故を起こしたとしても自分の車と同じように補償してくれるという特約となります。

ソニー損保の場合は契約者が個人の場合にはすべての契約に自動でセットされることになっています。

補償の対象となるのは記名被保険者、記名被保険者の配偶者、記名被保険者またはその配偶者の同居の親族・別居の未婚の子となっており、自分の自動車保険の補償範囲とだいたい同じです(限定をつけていない場合)。

対人・対物賠償保険については自分の保険で設定した金額がそのまま適用されて補償されることになっており、対物に関しては対物超過修理費用が自動でセットされるようになっているため、もし相手の車が全損扱いになったとしても50万円を限度に超過した分を補償してもらうことができるようになっています。

車自体の補償に関しては自分の車の補償に車両保険をつけている場合に可能な範囲で補償してもらうことができるようになっています。

借りた車の時価額または対物賠償保険の保険金額を上限に補償してもらえるため自分の乗っている車と価値が違っても安心です。

ただし、借りた車に直接生じた損害に限って支払いするため、借りた車の修理期間中に発生する代車費用等は補償の対象にならないので覚えておきましょう。

他車運転危険補償特約は、他の自動車を「臨時に」借りて使用するときのリスクに備えるもので、臨時に友人の車を借りて運転しているときの事故や、修理工場から修理期間に限って代車を借りて運転しているときの事故などが一般的に補償の対象となります。

そのため知人などから期限を決めることなく車を借りて日常的に乗っている場合には他車運転危険補償特約適用されません。

また事故を起こせば当然等級がダウンすることになり、他車運転危険補償特約を利用してダウンするのは自分の加入している保険になります。

等級ダウンに伴い事故あり係数も付いてしまうので補償があるからと言って油断せず安全運転を心掛けるようにしてください。

他車運転危険補償特約があっても知人の車を運転して事故を起こすとトラブルの原因となるので、この特約を利用するのはレンタカーを利用する時やカーシェアリングなどを利用する時などの方がいいでしょう。

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